投資における短期売買法の弊害
ファンドの情報を網羅した「投資信託説明書」という手引書があります。この「投資信託説明書」の中には、たとえば、次のような文言が記載されているはずです。
・長期的な観点から、個別企業の分析により銘柄選択を行ってまいりまうす。
きちんと「中長期」とうたっていますね。投資信託はそもそも「長期保有」を行う人向けに設計された「道具」なのです。万が一、投資した区の保有者全員が1年未満しかファンドを所有せず、売り買いばかりを繰り返せば、どんな事態が起こるでしょうか。
ファンド運営会社の人たちはファンドの解約に備えて、いつも「現金を置いておくこと」を念頭に置かなければなりません。これでは腰を落ち着けて運用に専念することができません。「安定性の悪い緒お金」ばかりになると、運用会社の人たちは長期のスパンで株式や債券に投資が行えなくなってしまいます。
あなたは本当に、投資によってお金を殖やしていきたいとお思いですか?金融商品が本来持っているリターンを長期で獲得し、資産形成をめざしたいのですか?
もしそうであるなら、毎日毎日のマーケット情報、短期的な経済の動き、6ヶ月や1年程度のファンドの価格変動は、まったく気にする必要がありません。
なぜなら、「長期保有」を実践する者にとって、短期的な動向はまったく重要でないからです。
あなたは悠々と「長期投資の船」に乗り、彼方に見える「波のうねり」や、海に漂う「ゴミ」は気にしなくてよいのです。